
ちくたくカウンター(卓球的(まと)当てカウンター)|マイクロビット的当て
ちくたくカウンター(卓球的(まと)当てカウンター)|マイクロビット的当ての紹介
ちくたくカウンター(卓球的(まと)当てカウンター)|マイクロビット的当ての紹介動画
卓球的当てカウンター「ちくたくカウンター」とは
micro:bit(マイクロビット)を利用した卓球練習用の的(まと)当てゲーム(カウンター)
ボールが当たると中央LED表示の数字が1つづ上がっていきます。
おまけ機能として、クリティカルヒットをすると、♥(ハート)が表示されて、2点加算されます。
・フォア打ちの基本練習
・スマッシュの練習
・システム練習
などなど
初心者から上級者まで幅広く活用できます。
ボールが当たると中央LED表示の数字が1つづ上がっていきます。
おまけ機能として、クリティカルヒットをすると、♥(ハート)が表示されて、2点加算されます。
・フォア打ちの基本練習
・スマッシュの練習
・システム練習
などなど
初心者から上級者まで幅広く活用できます。
マイクロビット的当て「ちくたくカウンター」の基本仕様
1.ボールが当たると1点加算されます。


これは、マイクロビットの内蔵センサーの中の「加速度センサー」を利用しています。
3G:重力の3倍の加速度をかけたとき
イベントが発生します。
2.クリティカルヒットをすると、♥(ハート)が表示されて、2点加算されます。


同様に「加速度センサー」を利用しています。
8G:重力の8倍の加速度をかけたとき
イベントが発生します。
※8Gのイベントが発生するときは、併せて3Gのイベントも発生するため、
8Gで、ハート表示と特別な音楽(パワーアップ[てってれてれ~!])を鳴らし、1点加算
続いて3Gで、1点加算。計2点加算という流れになります。
micro:bitは、MakeCodeエディターを使うことで、ブロックを選んでつなげるだけの簡単な操作でプログラミングが行えます。
本プログラムは、このような感じです。

また、JavaScript(ジャバスクリプト)と、Python(パイソン)いうプログラミング言語を使ったプログラミングが行えます。
ブロックとJavaScript、Pythonはいつでも双方向に切り替えることができます。
本プログラムは、プログラム言語(JavaScript)で記載するとこのような感じです。
基本機能は、とてもシンプルです。小学生のプログラム教室で利用できるレベルです。
micro:bit(マイクロビット)サンプルコードを共有します。
ちくたくカウンター(基本構造)
※メモ クリティカルヒットについて
条件分けしたり等いろいろ試してみましたが、3Gと8Gのイベント発生の性質から、現在の仕様が一番安定してカウントが出ましたので、採用しています。
本プログラムは、このような感じです。


また、JavaScript(ジャバスクリプト)と、Python(パイソン)いうプログラミング言語を使ったプログラミングが行えます。
ブロックとJavaScript、Pythonはいつでも双方向に切り替えることができます。
本プログラムは、プログラム言語(JavaScript)で記載するとこのような感じです。
// ボールが当たった時 // (加速度センサー3G) input.onGesture(Gesture.ThreeG, function () { music.play(music.builtinPlayableSoundEffect(soundExpression.hello), music.PlaybackMode.UntilDone) かいすう += 1 basic.showNumber(かいすう) }) // クリティカルヒットで当たった時 // ハートが表示されて、特別な音楽(パワーアップ)が鳴り2点加点 // ※8Gイベント発生時には3Gイベントも発生する。 input.onGesture(Gesture.EightG, function () { basic.showIcon(IconNames.Heart) music._playDefaultBackground(music.builtInPlayableMelody(Melodies.PowerUp), music.PlaybackMode.UntilDone) かいすう += 1 basic.showNumber(かいすう) }) // 起動時のイベント let かいすう = 0 かいすう = 0 basic.showNumber(かいすう)
基本機能は、とてもシンプルです。小学生のプログラム教室で利用できるレベルです。
micro:bit(マイクロビット)サンプルコードを共有します。
ちくたくカウンター(基本構造)
※メモ クリティカルヒットについて
条件分けしたり等いろいろ試してみましたが、3Gと8Gのイベント発生の性質から、現在の仕様が一番安定してカウントが出ましたので、採用しています。
micro:bit(マイクロビット)を利用した「ちくたくカウンター」制作時に真っ先に当たった問題点
micro:bit(マイクロビット)は、2桁以上の数字はスクロールして消えてしまう。
例えば、「10」になると以下のようになります。

※GIFアニメーションは、ループさせていますが、実際は一回表示して消えてしまいます。
そのため、早速のバージョンアップです。
2桁数字をWhaleySansFontというフォントを利用しました。
こんなフォントです。(10と11と12)



「拡張機能」から「WhaleySansFont」と検索して、WhaleySansFontを追加します。
できたものが、ちくたくカウンターバージョン2です。
現在のものの基礎となるプログラムです。


micro:bit(マイクロビット)のサンプルコードを共有します。
ちくたくカウンター(基本構造・2桁フォント使用)
2桁フォント「WhaleySansFont」使用時の仕様
・1桁数字(1~9)は、従来のフォント・2桁数字(10~99)は、WhaleySansFont
・3桁以降(100~)は、従来のフォントに戻す。
となっております。
「100になったらどうなるの?」っと、白熱する子供が出てきます。
通常のフォントになるため、「1」、「0」、「0」と表示後消えてしまいます。
100以降は、micro:bitの「ずっと」(basic.forever)で、ループ表示させたこともありましたが、
ずっとでループ表示させると、3G等のヒットのイベントの反応が遅れるため、仕様から外しました。
実際、100回以上当てる練習は、疲れてしまう(球出し側も)のと、子供は一回100を見ると満足しますので、これでヨシッ!としています。
そんなこんなで、ちくたくカウンターの大まかな機能は完成しました。
卓球的当てカウンター「ちくたくカウンター」の現在
細かい課題が多々あったり、裏技等遊び心を入れたかったりとか、なんだかんだで、
現在(2025年8月)のちくたくカウンターは、こんな感じになっています。


ねこ?とら?のカバーがかわいい。

デラックスバージョン。ヒット時に外周円が虹色に光る

青いねこがかわいいリモコン
中2病っぽいところのうけがいい(変身できそう)。
遠隔で、モード変更、加点、減点が可能。
対戦モード時以外は、連携してヒット数が表示される。
「micro:bitは、精密機械であり、衝撃には強くありません。」
大事なことなので、もう一度
「micro:bitは、精密機械であり、衝撃には強くありません。」
当たり前ですが、雑に扱うと壊れます。
ただ、アクリル板を強化すると、ヒットが出ずらくなります。完璧に囲うと音も聞こえずらくなります。
ハード面は、今後も続く課題です。
当初は、100円ショップ商品で賄っていましたが、だんだんこだわりが出てきて、工作工具もそろえてしまい、コスト面がかなり痛手です。
「本体及び電源部が衝撃を受けて、一瞬電源が落ちるという現象がおきます。」
そうするとカウントは、0に戻ってしまいます。
子供たちからクレームの嵐です。
そこで現在の仕様では、3機(2機 + リモコン)がデータの共有をしていて、
どれか落ちても、再起動時に他機種からデータを取得して、元の数字に戻る仕様にしました。
リモコンに衝撃が当たることはめったにないのでほぼこれで解決です。
途中から電源を入れてもデータを引き継げます。
あわせて、リモコンで数字を操れるので手動で数値を調整できます。
ほぼ完成形になったのではと自負しています。
リモコンを作ってからは、万能で
例えば
・「当たったのに点が増えない」→リモコンで加点。
・「的に当てず、コーチにあてた」→リモコンで減点。
等、かなりの優れものとなりました。
「A」および「B」ボタンで数値の調整を可能にする。
リモコンからの遠隔調整も可能。
・データ共有
起動時に他機種からデータを取得する
瞬時電源OFF対策
・イージーモード
ハートを出やすくする(8G→6Gでハートにする)
・連携モード
2機の的とリモコンを連携させて、どちらに当たっても加点する。
的を2か所にして、どちらに当たっても、両方とも数字が増えていくので
一人で、システム練習に活用したり、複数人で協力してスコアを伸ばして、
記録に挑戦するゲームができる。
・対戦モード
2機の的の連携を切ってお互いに独立したカウント数にする。
一人で、システム練習に活用して、苦手なコースの発見をしたり、
卓球台2台を使って、2人(グループ)で、ヒット数を競い合うゲームができる。
モード切替は、「AB」ボタン押下やロゴタップを利用
たまに数値を拾わない時がある。
経験では距離よりも障害物に弱い感じがします。
また、処理がたまっている時に欠損する場合もある気がします。
仕様的に次のデータを受信したら修正するので、現状たまにずれるのはお愛嬌ということで、済ませています。
現在(2025年8月)のちくたくカウンターは、こんな感じになっています。


ちくたくカウンター初代機


ねこ?とら?のカバーがかわいい。
ちくたくカウンター2号機


デラックスバージョン。ヒット時に外周円が虹色に光る
ちくたくカウンターリモコン


青いねこがかわいいリモコン
中2病っぽいところのうけがいい(変身できそう)。
遠隔で、モード変更、加点、減点が可能。
対戦モード時以外は、連携してヒット数が表示される。
マイクロビット(micro:bit)を的当てに利用する問題点
しばらく使って、今更ながらわかった問題点。「micro:bitは、精密機械であり、衝撃には強くありません。」
大事なことなので、もう一度
「micro:bitは、精密機械であり、衝撃には強くありません。」
当たり前ですが、雑に扱うと壊れます。
ただ、アクリル板を強化すると、ヒットが出ずらくなります。完璧に囲うと音も聞こえずらくなります。
ハード面は、今後も続く課題です。
当初は、100円ショップ商品で賄っていましたが、だんだんこだわりが出てきて、工作工具もそろえてしまい、コスト面がかなり痛手です。
「本体及び電源部が衝撃を受けて、一瞬電源が落ちるという現象がおきます。」
そうするとカウントは、0に戻ってしまいます。
子供たちからクレームの嵐です。
そこで現在の仕様では、3機(2機 + リモコン)がデータの共有をしていて、
どれか落ちても、再起動時に他機種からデータを取得して、元の数字に戻る仕様にしました。
リモコンに衝撃が当たることはめったにないのでほぼこれで解決です。
途中から電源を入れてもデータを引き継げます。
あわせて、リモコンで数字を操れるので手動で数値を調整できます。
ほぼ完成形になったのではと自負しています。
リモコンを作ってからは、万能で
例えば
・「当たったのに点が増えない」→リモコンで加点。
・「的に当てず、コーチにあてた」→リモコンで減点。
等、かなりの優れものとなりました。
ちくたくカウンターの追加機能
・数値調整「A」および「B」ボタンで数値の調整を可能にする。
リモコンからの遠隔調整も可能。
・データ共有
起動時に他機種からデータを取得する
瞬時電源OFF対策
・イージーモード
ハートを出やすくする(8G→6Gでハートにする)
・連携モード
2機の的とリモコンを連携させて、どちらに当たっても加点する。
的を2か所にして、どちらに当たっても、両方とも数字が増えていくので
一人で、システム練習に活用したり、複数人で協力してスコアを伸ばして、
記録に挑戦するゲームができる。
・対戦モード
2機の的の連携を切ってお互いに独立したカウント数にする。
一人で、システム練習に活用して、苦手なコースの発見をしたり、
卓球台2台を使って、2人(グループ)で、ヒット数を競い合うゲームができる。
モード切替は、「AB」ボタン押下やロゴタップを利用
現在未解決の問題
無線通信でのデータの欠損たまに数値を拾わない時がある。
経験では距離よりも障害物に弱い感じがします。
また、処理がたまっている時に欠損する場合もある気がします。
仕様的に次のデータを受信したら修正するので、現状たまにずれるのはお愛嬌ということで、済ませています。
卓球的当てカウンター「ちくたくカウンター」の今後の目標
スマホのアプリ開発を行って、Bluetoothで操作、連携を行う。
(着手できるかどうかも未定なのですが・・・。)
(着手できるかどうかも未定なのですが・・・。)
卓球の的(マト)当ての勧め
現在、筑摩野卓球クラブでは、ほかの(マト)的も活用しています。

ほぼ硬式の球のサイズ(40mm)。
子供たちに絵をかいてもらっています。

じつはこれ、子供椅子の脚の保護カバーです。
脚に指す穴がミソで、ヒットした際にいい音がします。
以前は、100円ショップ(CandDo)で、4個一組で売っていましたが最近見かけなくなり、
卸先がネット販売していたので、大人買いしています。
販売元は、まさかこんな用途で利用しているとは想像もつかないでしょう。
以前、とある選手にサインをしてもらって大事にとってあります。
その際、「これなんですか?」「初めてこんなところにサインします。」と言われて、大変失礼なことをしました。子供への景品にしようと思ったのですが、結局自分で大切に保管しています。
※2025/9/2現在廃版販売中止とのことです。

こちらは、現在でも最寄りの100円ショップ(CandDo)で4個1セット売っています。
スマッシュやサーブ練習の的としてサイズ的にちょうどいいです。

こちらは、ネットショップで購入。
サッカーや陸上競技等の練習用でよく使うものです。
大きいので、初心者用の的。
2個重ねて重くして、少しずつ台の外に押し出すというパワー系の練習にも使えます。
・丸い人形


ほぼ硬式の球のサイズ(40mm)。
子供たちに絵をかいてもらっています。


じつはこれ、子供椅子の脚の保護カバーです。
脚に指す穴がミソで、ヒットした際にいい音がします。
以前は、100円ショップ(CandDo)で、4個一組で売っていましたが最近見かけなくなり、
卸先がネット販売していたので、大人買いしています。
販売元は、まさかこんな用途で利用しているとは想像もつかないでしょう。
以前、とある選手にサインをしてもらって大事にとってあります。
その際、「これなんですか?」「初めてこんなところにサインします。」と言われて、大変失礼なことをしました。子供への景品にしようと思ったのですが、結局自分で大切に保管しています。
※2025/9/2現在廃版販売中止とのことです。
・コーン(小)


こちらは、現在でも最寄りの100円ショップ(CandDo)で4個1セット売っています。
スマッシュやサーブ練習の的としてサイズ的にちょうどいいです。
・コーン(中)


こちらは、ネットショップで購入。
サッカーや陸上競技等の練習用でよく使うものです。
大きいので、初心者用の的。
2個重ねて重くして、少しずつ台の外に押し出すというパワー系の練習にも使えます。
最後に
ちくたくカウンターや的(まと)は、ヘッダー画像にちょくちょく出てきますので、お楽しみください。
ちくたくカウンターは、趣味で作成しています。制作依頼はお受けできません。
マイクロビットの正規な利用方法ではないかもしれません(衝撃で故障する可能性があります)。
本ページを見て、模倣して作成することは大歓迎ですが、筑摩野卓球クラブでは、動作保証もサポートも一切できません。ご了承下さい。普通の卓球愛好家の集まりですので。
オリジナル制作のサポートも行っていません。デバッグで頭を悩ませるのはもう嫌です。
ご利用は自己責任で
でも、同じ趣味を持つ方との対話は大歓迎です。
特にハード面での情報提供はありがたいです。いい部品は常に探しています。
マニアックな内容のページを最後まで見ていただきありがとうございました。